院内設備

一般的にレントゲンと呼ばれる機器です。
組織にエックス線を当てることで、診断したい組織を写し出し状態の確認を行います。

一般的にエコーと呼ばれる機器です。人の耳には聞こえない音（4MHz～15MHz）を体に当てて、その音が体の組織に当たって跳ね返ってきた音を画像として表示するものです。
　現在、スポーツの世界でもどんどん使われるようになってきています。今まで、詳しく分からなかったケガの部位や、状態を見ることができます。

頸椎牽引とは
頸椎を牽引して治療します。牽引する力は体重の1/10程度から開始します。

効果を期待する疾患
・頸部脊椎症、頸椎椎間板ヘルニアなどの頸部痛。
・ヘルニア、頸部脊椎管狭窄症、頸椎後縦靭帯骨化症などによる上肢痛。
・むち打ち損傷などの頸部症候群などによる頸部～上肢痛。

ホットパックとは
患部を温めることで治療に役立てる方法です。

期待できる効果
・循環の改善
・疼痛の軽減
・軟部組織の柔軟性の改善
・身体的、精神的な緊張の緩和
・体温の維持

低周波治療器とは
人間の神経や筋肉には、低い周波数のパルス電流に反応する性質があります体の表面につけた電極を通じて皮膚の表面から通電。それに対する作用を利用して治療を行います。
期待される効果
・筋疲労や痛みを緩和する
・筋の緊張緩和
・急性疼痛の緩和
・慢性の疼痛や痺れの軽減

遠赤外線治療器とは
遠赤外線治療は、「乾熱式」と呼ばれる温熱治療法です。赤外線は、対応光線に含まれる熱放射線の一種で、生体に吸収されて組織の温度を上昇させる性質が最も強いといわれています。その赤外線の中でもっとも波長が長いものを遠赤外線といい表皮で吸収されます。
期待される効果
・基礎代謝の向上
・微細血管の拡張
・血流循環の促通
・皮脂腺の活性化

超音波治療器とは
超音波を身体に照射して得られる熱作用と熱以外の非温熱作用が得られます。超音波振動による熱変換の程度は、振動数、機器の種類、性質、吸収などの特性や皮膚表面からの深さと時間などによって異なります。
期待される効果
・遷延性骨折の治癒
・深部への温熱作用
・鎮痛作用
・振動作用による酵素反応促通、乳化、温熱、血管拡張作用、新陳代謝促進作用

超音波骨折治療器とは
LIPUS（Low Intensity Pulsed Ultra Sound：低出力パルス超音波）の音圧効果により、骨折部位の骨の形成を促進し、骨癒合期間を短縮できます。

期待される成果
標準装備の1.5MHzのプローブに加え、オプションの750kHzのプローブを使用することで、浅部から深部まで、様々な患部の治療に対応できます。
複数部位の同時治療や患部を挟み込んでも治療も可能なため、多重骨折や難治性骨折などにも、効率的な治療が行えます。

半導体レーザーとは
赤色可視光線に近い近赤外線領域の光線にて治療を行います。熱作用を伴わない微弱エネルギーで行い、治療中の痛みがなく、低侵襲である治療法です。
期待される効果
・神経伝達物質の抑制、血流の改善、抗炎症などの作用。
・疼痛の緩和作用。
・感染部位の殺菌
・創傷部位の治癒促通
・神経節ブロック(星状神経節ブロック)

パラフィンとは
　浴槽内で固形パラフィンと流動パラフィンを混合して溶かし、身体に塗布して治療します。温度は一般的に52～53℃で使用します。熱の伝導率が低いため、快適に熱を感じることができます。
　手や足などの凹凸が激しい部位でも均等に熱を与える事ができます。

期待できる効果
・循環の改善
・疼痛の軽減
・軟部組織の柔軟性の改善
・身体的、精神的な緊張の緩和
・体温の維持

渦流浴とは
温熱効果に加えて過流による物理的な刺激を与え、循環の改善を図る治療機器です。手術創があっても使用でき、血行を改善し、分泌物や痂皮を取り除き、創傷の治癒を促通します。
期待される効果
外傷後や手術創部の血行不良、関節拘縮、疼痛、腫脹の治療に利用される。

メドマーとは
空気圧を利用した波動型の医療用マッサージ器です。適切な空気圧をコントロールし、安全で効果的な静脈血液やリンパの流れの戻りを補助します。
期待される効果
筋肉疲労・がん術後のリンパ浮腫・下肢静脈瘤・エコノミークラス症候群（肺塞栓症）の予防や治療。
・リンパや血行促進、静脈血栓症の予防や筋肉痛・神経痛・冷え性の改善。
・帝王切開術中・術後の静脈血栓症の予防。

ウォーターベッドとは
ベッドマットレス部分に水を入れたベッドのことです。またワイド噴射によるマッサージも同時に受けることができます。
期待される効果
・リラクゼーション効果
・全身緊張緩和
・マッサージ効果