股関節とは
股関節とは、太ももの付け根の部分をいいます。体幹と下肢を繋いでいる大切な場所です。股関節の硬さが生じると、運動や歩行の中で腰部への負担が大きくなっていきます。
そのため股関節の柔軟性は体幹機能の向上のためには欠かせない要素になってきます。
ストレッチ方法
- 腸腰筋ストレッチ
片足を地面につけて、反対の足を一歩前に出します。
おへそから上はまっすぐのまま、立てている足に体重をかけるように前に体を移動します。
太ももの上部が伸びてきたら20~30秒伸ばしましょう。
- 臀部・大腿筋膜張筋ストレッチ
壁に手をつき、伸ばしたい足を後ろにクロスさせます。
腰は曲げないようにしましょう。
お尻を壁に向かって突き出し、前の足の膝を曲げながら腰を下げていきます。
お尻と太ももの横が伸びてきたら20~30秒伸ばしましょう。
- 内転筋ストレッチ
膝を伸ばして片足を台の上に乗せます。
軸足側(地面についている足側)の手をまっすぐ上にあげます。
手を挙げた状態で上体を真横に倒します。
台に上げている太ももの内側が伸びてきたら20~30秒伸ばしましょう。
- 下肢後面のストレッチ(ジャックナイフストレッチ)
しゃがんで足首を握ります。
出来るだけ踵は床につけましょう。
膝を出来るだけ伸ばします。
胸と太ももは離さないようにしましょう。
足の後ろが伸びてきたら20~30秒伸ばしましょう。
おわりに
股関節を上手に使えるようになって、怪我の予防をしていきましょう。
ご不明な点がございましたら、お気軽に ”でぐち整形外科 リハビリ科” までお声がけください。