テニス肘とは
テニス肘とは、手首を手の甲側に動かす筋肉の使いすぎで、肘に痛みが出る疾患です。手首を手の甲側に動かす筋肉の多くは上腕骨外側上顆という肘の外側についています。その為、肘の外側が痛くなります。
テニスのバックハンドを反復して行うと症状が出てくる事が多いためこのような名前がついていますが、日常生活での家事やパソコン業務、野球、その他スポーツでも発症します。
では、この筋肉をストレッチする方法を下記にて紹介します。
ストレッチ方法
- 上腕骨外側上顆に付く筋肉のストレッチ
肘を伸ばした状態で、腕を真っ直ぐ前にあげます。
親指を下に向けます。
反対の手で外側から、中指をご自身の方に引きます。
5秒間ほど保持します。
朝・昼・晩の1日3回を目標に行いましょう。痛みが出ない範囲で筋肉を伸ばしましょう。
- 前腕全体のストレッチ
手のひらの上側から指先をご自身の方に引きます。
5秒間ほど保持します。
手のひらの外側から指先をご自身の方に引きます。
5秒間ほど保持します
手のひらの内側から指先をご自身の方に引きます。
5秒間ほど保持します
手のひらの下側から指先をご自身の方に引きます。
5秒間ほど保持します
朝・昼・晩の1日3回を目標に行いましょう。痛みが出ない範囲で筋肉を伸ばしましょう。
おわりに
肘~手首を上手に使えるようになって、怪我の予防をしていきましょう。
ご不明な点がございましたら、お気軽に ”でぐち整形外科 リハビリ科” までお声がけください。